無愛想なお客さん

返事くらいして欲しい

美容師は、毎日多くの人と接する仕事です。
髪をいじることが仕事ですが、それだけやっていれば良いのかというと、そうもいきません。

美容師は黙りこくって仕事をするのではなく、お客さんに話しかけて、リラックスしてもらうことも大切な仕事の1つです。
美容師はコミュニケーション能力も必要不可欠な職業なのです。

大抵のお客さんは、美容師の話しかけに答えてくれ、和やかな雰囲気の中で髪をカットしたりすることができます。
美容師は、髪をいじりながらお客さんに話しかけることで、髪に関する様々なカウンセリングも行っていきますので、和やかな雰囲気だと、カウンセリングもとてもやりやすくなります。

お客さんの方も髪の気になっていた事を美容師に聞くことができて良かったと言ってくれるものです。
美容師とお客さんの信頼関係は、このような会話をする中で生まれてきますので、美容師は積極的にお客さんに話しかけることが大切です。

しかし、中には、話しかけても無反応なお客さんもいます。
話しかけないでくれと言わんばかりに、鏡越しに睨みつけてくるお客さんもいるほどです。

何を話しかけても頷くことさえしてくれない。
こんなお客さんが来ると、美容師は本当に困ってしまうそうです。

お金を払っているのだから、客なのだからと、お客さんは考えているのでしょう。
美容師にどうして愛想をふりまかなければいけないの?最近はそのような人が増えているようです。

話しをしてくれないお客さんには

話しをしてくれないお客さんは、近年増えつつあるようですから、美容師も困ると言ってはいられません。
話しをしてくれないのだから、こちらも無愛想にしていれば良いというわけではなく、そのようなお客さんが来店しても、きちんと対応することが大切です。

しかし、むやみにペチャクチャと話しかけるのも良くありません。
無愛想なお客さんは、確かに、あまり美容師と話しをしたくないのかもしれませんので、最初は必要なことだけ聞くようにして、お客さんの様子を伺うようにしましょう。

そして、お客さんが無愛想だからといって、自分も無愛想な顔をするのではなく、笑顔は絶やさないようにしましょう。
いつも笑顔でお客さんと接するということは、美容師の基本です。

笑顔でいれば、無愛想なお客さんでも心を解かしてくれるかもしれません。
基本を忘れずに頑張りましょう。

カリスマ美容師や、トップスタイリストと呼ばれる人たちは、美容師としての技術が高いのはもちろんですが、それだけではなく、いつも笑顔を絶やさない人柄の良さが、多くのお客さんを惹きつけて止まないのです。
美容師として成功したいなら、自分の内側を磨くことも大切。 

そのためにも笑顔は絶やしてはいけません。
その事を忘れないようにしましょう。

ノープランなお客さん

お任せのお客さん

美容師はお客さんがいなければ仕事になりません。
髪をカットしたりすることが仕事ではありますが、接客も大事な仕事の1つです。
どんなお客さんが来ても、最高のサービスを提供しなければなりません。

しかし、美容師の本音を聞くと、困り果てるお客さんも多く、接客はなかなか難しいようです。
どのようなお客さんに美容師は困っているのでしょうか。

美容室には様々なお客さんが来ますが、多くの美容師がこれまで困ったと経験したお客さんは、ノープランなお客さんです。
ノープランのお客さんとは、どんなヘアスタイルにするか決めてこない人のことで、中には美容師に全てお任せという人もいるようです。

任せると言われても、常連のお客さんならともかく、初めてのお客さんは好みも何も分かりませんので、美容師がヘアスタイルを決めるなんて無理な話しです。
このようなお客さんは意外と多く、美容師はその度に困りはててしまいます。

ヘアスタイルは、人それぞれに顔があるように、その人の個性を表す大切なポイントです。
なのに、美容師に任せる無頓着な人がいるとは驚きです。

しかし、このようなお客さんが多い以上、美容師は何とかその要望に応えなければなりません。
これから美容師になろうと思っている人は、先輩美容師がどのような対応をしているのか、良く見て参考にするようにしましょう。

お客さんに勧めるヘアスタイル

ノープランのお客さんが来て、どのようなヘアスタイルにするか任された場合、どのようにしてヘアスタイルを決めれば良いのでしょうか?
どんなヘアスタイルでも良いと言われても、せっかく美容室に来て頂いたのですから、変なヘアスタイルにするわけにはいきません。

もし、来店したお客さんが、ノープランの場合は、まずは、そのお客さんの髪質や生え方などをよくチェックすることが大切です。
そして、その髪質に合ったヘアスタイルを選ぶようにしなければなりません。

口で説明するのは難しいので、ヘアカタログなどで良さそうなヘアスタイルを幾つか選んで、お客さんに見せ、その中から選んでもらうようにすると良いでしょう。
いくら、どんなヘアスタイルでも良いと言っていても、そのお客さんにも好みはあると思いますので、確認せずにヘアスタイルを決めることは絶対にしてはいけません。

先輩美容師によると、ノープランのお客さんほど「こんなヘアスタイルにされてしまった」とクレームを言って来る人が多いそうです。
どんなヘアスタイルにするかお任せすると言ってはいますが、それは、素敵なヘアスタイルにしてくれるだろうと、美容師に期待をしているからだと思われます。

その期待を裏切れたために、「高いお金を払ったのに、こんなヘアスタイルにされてしまった」ということになるのでしょう。
ノープランのお客さんの対応は慎重に行うようにしましょう。

こだわりが強すぎるお客さん

お洒落なのは良いけれど・・・

美容室には色々なお客さんがやって来ます。
美容師は、どんなお客さんでも笑顔で対応しなければなりません。

しかし、中には美容師泣かせのお客さんもいて、さすがに参ってしまうこともあるそうです。
これから美容師を目指す人にとっては、どのようなお客さんが美容師泣かせなのか、気になるところでしょう。

そこで、どんなお客さんが美容師泣かせなのか、現役の美容師に実際に聞いてみました。
対応に困ってしまうお客さんは、美容師によって異なりますが、一番多かったのは、「ヘアスタイルにこだわりが強すぎるお客さん」なのだそうです。

ヘアスタイルにこだわりを強く持っている人は、こんなヘアスタイルにしたいという希望を明確に持っていて、その希望を1歩も譲ろうとしない人が多いそうです。
人によって髪質は異なり、ケアの状態によっては髪が痛んでしまっている人もいますので、出来るヘアスタイルと出来ないヘアスタイルがあるのですが、それを説明しても理解してくれないそうです。

例えば、癖毛の人がストレートヘアに矯正してから、「こんな風にパーマをかけて」と雑誌などの切り抜きを見せる人、また、ひどい癖毛で髪の量も多いのに、ショートボブにしたいと言う人などです。
美容師はマジシャンではないのですから、髪質を変えることなんてできませんし、どんなヘアスタイルにでもしてくれると思ったら大間違いなのです。

たとえ希望通りのヘアスタイルになれたとしても、自分でセットができなかったり、どうしても広がってしまったりして思い通りにならず、後で困るのは自分自身。
説明したのに無理やり希望のヘアスタイルにさせて、結局は「出来ないって説明してくれれば、このヘアスタイルにはしなかったのに」とクレームを言いに来るのも、大抵はヘアスタイルに強くこだわって譲らないお客さんなのだそうです。

こんなお客さんには、どんなベテランの美容師でも困ってしまうとか。
これから美容師になろうと思っている人は、先輩美容師がどのように対応しているのか、よく見て勉強をしておくと良いでしょう。

無理な注文が来たら

自分の髪なのだから、どんな髪なのかよく分かっていると思っている人が多いようですが、美容師は髪のプロです。
お客さん以上にその人の髪のことを理解しなければなりません。

ヘアスタイルにこだわって、お洒落にキメたいお客さんの気持ちも理解しつつ、出来ないものは出来ないということを、理由を述べてはっきり告げるべきです。
そして、その人の髪質に合ったヘアスタイルを紹介したりして、親身に相談に乗ってあげましょう。

それでもこだわりを貫こうとするお客さんには、予め、後の事は責任は負えないということをはっきり告げたうえで、希望のヘアスタイルにしてあげるという先輩美容師が多いようです。